matsunagachaho
1月16日
松永茶舗は、お茶どころ菊川で、明治20年に創業した老舗の茶問屋です。「菊川の地で育まれた、おいしい深むし茶をお届けしたい」という一心で、日々、お茶づくりに情熱を注いでいます。その想いは、創業以来120余年、少しも変わることがありません。
原料の荒茶は静岡産100% 地元の信頼できる茶農家と提携
おいしいお茶は、原料となる荒茶の良し悪しで決まります。松永茶舗では、すべての荒茶を提携している地元の茶農家から仕入れています。創業以来、築き上げてきた茶農家のみなさんとの信頼関係。これこそが、おいしいお茶づくりに欠かせないと考えているからです。また、おいしいお茶づくりには、荒茶を選ぶ技量も重要となってきます。5月の新茶期、毎朝運び込まれる数十種類の荒茶。それらひとつひとつをこの道20年以上の茶職人が丁寧にテイスティングし、十分に吟味を重ねて荒茶を厳選しています。
老舗に伝わる伝統技術が息づく お茶の味を決める「火入れ」作業
お茶の味の決め手となるのが、火入れ。火入れとは、茶葉を高温で炒る作業のことです。同じ茶葉でも、各お茶屋さんによって特長が異なります。松永茶舗では、五代目当主 松永辰雄自ら、火入れ作業を行っています。それぞれの茶葉の個性を引き立たせるためのさまざまな工夫、その日の温度や湿度によっても、微妙なさじ加減が求められます。最新機械でもなしえない、長年培われた技です。
直販ならでは!新鮮でおいしいお茶を安価でお届け
お茶は毎日飲むものだから、おいしいお茶をできるだけお安くご提供したい。松永茶舗では、流通コストをカットするため、当初より出店はせず、産地自社工場よりお客様のお宅に直送する「直販」の販売方法をとっています。直販ならではの「高品質な材料」「新鮮」「安価」を実現しました。
深むし茶とは、普通の煎茶より蒸し具合が深いお茶のことをいいます。
山間の茶葉などは、日ざしがやわらかいため葉肉が薄いのですが、菊川の茶葉は、日ざしに恵まれて葉肉が厚くなります。そのため、渋みが強く、製造工程の最初の段階で生葉を蒸す際に、通常よりも1~2分ほど長く、時間をかけて蒸す「深むし」製法が一般的となっています。深く蒸すことで渋みの元となる成分が抑えられ、緑色が濃く、深みのあるまろやかな味わいになります。
お知らせ
店舗情報
名称
株式会社松永茶舗
住所
〒439-0018 静岡県菊川市本所1180-1番地
電話番号
0537-35-3366
FAX番号
0120-46-4117
営業時間
午前8:30~午後5:00
定休日
日曜日、祝日(5月の祝日は営業します)
年末年始、夏期8月11日~8月16日